冬のドライバー攻略|飛距離が落ちる日の攻め方

冬ゴルフのドライバーで感じる悩みといえば
・飛距離が普段より10〜20ヤード落ちる
・体が回らず曲がりやすい
・風の影響を受けやすい
・左へのチーピンが増える
など、ミスが出やすい要素が多いこと。

でも実は、冬ゴルフは“飛ばす日”ではなく“曲げない日”に変えるだけでスコアが崩れない季節になります。
ここでは、冬に絶対覚えておきたい“ドライバーの攻め方”をまとめました。


1. 冬は飛ばない前提で、番手の目安を変える

冬は
✔ 気温低下(空気密度↑)
✔ ボールが硬くなる
✔ 体の可動域が落ちる
この3つが重なり飛距離が必ず落ちます。

平均で −10〜15ヤード は当たり前。

だから冬は
「飛ばす」よりも「飛ぶ範囲を予測する」 のが大事です。

・いつも230 → 冬は210
・いつも200 → 冬は185〜190
・いつも180 → 冬は165〜170

これを理解すると攻めが楽になります。


2. 無理に振らない|冬は“8割スイング”が正解

寒さで体が動かないのに、大振りすると
・左への引っかけ
・上半身先行のチーピン
・振り遅れのプッシュアウト
が増えてミス連発。

冬は
8割の力 × しっかりフィニッシュ
これだけで曲がり幅が劇的に減ります。

ポイント
✔ フィニッシュでしっかり立てればOK
✔ 右腰に乗って左に踏み込む感覚を大事に
✔ 速く振らず、気持ちゆっくり始動

冬こそ“スムーズなリズム”が命です。


3. ボール位置は「指一本右」へずらす

体が回らない冬は
・ハンドファーストが強くなる
・ロフトが立ちすぎて球が上がらない
→ 結果キャリーが出ない。

対策は
ボール位置を気持ち右に置く(指1本分)
これでミート率が上がり、冬でもキャリーが伸びます。


4. 高さより“低スピンの強い球”で勝負する

冬は風の影響が大きいので、
高く上がる球よりも 強く前に飛ぶ球 が武器になります。

意識するポイント
✔ ティーはいつもより低め
✔ スピンを増やす動きをしない
✔ 力まないでヘッドを走らせる

冬は強い“棒球”が安定します。


5. ランが伸びる冬は“右サイド狙い”が正解

冬のフェアウェイは硬いので、
ランが普段より 5〜10y 多く 出ます。
右に逃がせば安全だけど、左はOBが多いコースがほとんど。

だから冬は
絶対に左を消すマネジメント。

攻略法
✔ 少しだけオープンスタンスにしてフェード進行
✔ 左が死んでるホールは3W or ユーティリティでOK
✔ ティーショットは右半分に置くイメージ

冬は「飛ばす」ではなく「曲げない」が勝ち。


まとめ|冬のドライバーは攻めない方がスコアが良くなる

冬のドライバーで意識するのはこの5つだけ。

  1. 飛距離は必ず落ちる → 受け入れて番手計算
  2. 大振り禁止 → 8割の軽いスイング
  3. ボール位置を少し右にしてミート率UP
  4. 強い低スピン球で前に押し出す
  5. ランが伸びるので右サイドキープ

冬は難しいように見えて、
正しいマネジメントさえ知っていればスコアが安定しやすい季節です。

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